・小さな子供を大事にする種族は生き残りやすい。→男女ともに、大きな目とすべすべした肌に惹かれる。(Etcoff, 2011)
・妊娠可能な女性を識別できる男は子孫を残しやすい。(Etcoff, 2011)
・男に惹かれる女性は子孫を残しやすい(女性にとっての美人像の追及)
・女性は男性の生殖能力を識別する必要はない(男は高齢でも生殖能力はある)。(Etcoff, 2011)
認知科学の観点
・よく見る顔(メディアを含む)が美男美女の分母となっている→文化圏によって異なる。時代によって異なる(鳥毛立女)→メディアの発達により、美男・美女のユニバーサル化が進んでいる可能性。
(カップルは自分に似た顔の相手を選びやすい)
・視覚像はそのまま記憶されるのではなく、イデア化されて記憶される。その結果、イデア化された顔の記憶が美男美女の分母となっている。
・モーフィングソフトで平均顔を作るとそこそこの美男美女ができることと関係がある?
http://blog.goo.ne.jp/triarrowstar/e/af0c9b445f8fb54348aefa3299342dd4
本ブログ内:平均顔
美男美女像は男女で異なるか?
・自然淘汰的には、「男が思う美女」と「女が思う美女」に違いがあり、「男が思う美男」と「女が思う美男」に違いがあるべき。ただし、男が思う美女が子孫を残しやすいことから、女は「美女」に極めて関心が高い。一方、美男が特に子孫を残すわけではないので、男は「美男」にあまり関心がない。
目立ちたいこと
・群れることによって生存競争に勝ち抜いてきた人類としては、リーダーとそれに従う仲間の役割分担が生存に有利となった。自分を目立たせたいと思うのはこれに由来するのか?(少し飛躍があるかも)。自分を目立たせたいという習性は配偶者獲得にも有利だし、同姓間の見得の張り合い、芸術活動の動機も説明できるが、それが自然淘汰での生き残りの利点になるのかよくわからない。
756年 |
出典
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